【自由は人をダメにする】
自分とは違うタイプで自分の意思でなくやむを得ずフリーランスになった人の立場では考えられないものです。客観的な視点は勉強になる。
あるフリーランスの方のお話
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自由ほど残酷なものはないとフリーランスをやってみて気がつきました。
「好きにやっていいよ」という環境はいくらでも人をダメにすることができます。
意思がない人にとってそれは苦痛で、意思がない人にとってそれは暗闇にいるのと同じこと。
ずっと自由になりたいと思ってむしろそれが生きる目的になっていた時があった自分にとってそれを理解するのには時間がかかりました。
正直、意味がわかりませんでした。
でもよく考えたら【基本的に言われたことや決められたことだけやる】という働き方が嫌で自由を追い求めて、そういう環境が当たり前にあったからそもそもそういう発想になったわけで、それが普通のことなんだろうなと。
僕が組織を抜けて個人で動き出したのは個人な感情でしたが、その結果組織を作ったのはその"普通"が壊れるからだと予見したからでした。
これからは正社員とかではなくフリーランス契約が増えていきます。
もう「言われたことだけやる」ができなくなるという意味です。
会社は「自由な働き方だよ」と言うでしょう。
しかしそれは残酷なものなのです。
ただその目線はあくまで"意思がない人の場合"であり、個人でグイグイとやっていきたい人にとってはまさに自由そのものであり、結果も出せるし楽しい環境になると思っています。
僕もそういう認識と目線で生きているので、仕事を作る側として思うことは「やりやすくなったな」ということ。
そしてずっとそういうポジションに立って発信をしていたから、それを見ていた"自由に生きたい人"や"強い意思がある人"が集まってきています。
僕が提供できるものとその個人の意思がうまくマッチするとすごい結果が出るんだと言うことにも最近気が付きました。
やっぱり間違ってなかったなと。
僕が作っているものは4車線くらいある大通りみたいなもので、僕が決めるべきことはその方向と目的地です。
走る車やバイクがなければそれは意味をなさないから、走る人が必要になってきます。
目的地さえ共有できていればどこをどう走っても良くて、例えば美容師という車線を変更して営業マンになってもいいし、エステティシャンという車線を変更してWEBエンジニアになってもいいと思います。
どこをどう走っても、たどり着くところは同じということ。
その真理を伝えることや、その意味を話すことが僕の仕事であり、あとは道に穴が開かないように、事故らないようにすることが僕の仕事です。
社長という肩書はどっちでも良いけど、社長としてやるべきことはやるという信念と、それに見合った行動をとっていくことが今の僕のミッションということです。
猫とニャンニャン遊んで酒飲んで遊んで旅して遊んでいる奴だと見せかけて実はいろいろとやっています。
だけどマジで働きたくない性分なので来年くらいから本当に遊び散らかして過ごすつもりです。
それを達成するために今日もこれから北陸出張へ。
美容室プロデュースの打ち合わせと郷土料理体験教室の現地調査という名目で遊びに(笑)
いや、自由な生き方を模索しに。
今後この道路に何台の車やバイクが走るようになるのかはわからないけど、来年大きく増えるんだろうなぁという予感はかなりあって、きっと面白いことになるんだと思います。
不況で嫌なニュースが増えると思いますが、反面自由を手にするチャンスでもあります。
意思がない人にとっては残酷だけど、自由に生きたい人にとってはパラダイス。
同じ世の中なのに全く違うのは不思議ですが、それはつまり意思が世界を作るということなのでしょう。
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生き方、働き方を文章にするとこんな感じだろうけど
実際に働いてると 道には障害物があったり、動物が横切ったり、くつづれが痛くなったり、道に迷ったり、2人乗りバイクのはずだったのに、後ろの人が飛びおりたり。。。立場の違いで見え方まで全く違う